1月8日(水)女子職員が指定休で、一人勤務当日の午前11時前に玄関の自動扉が開いたその時大きな人の集団が入館されました。事務室から外に出てお出迎えすると外国からのお客様が5名来館いただきました。目的地を事前に調べて「おもしろ昆虫館」の方を指差しされました。
「入館料の支払い」100円と説明すると、4人は順番に各自100円玉を受け皿に置かれて、もう一人のお客様が財布の中をのぞいて考え込んでおられましたが、彼の支払いは50円玉と10円玉を4枚に5円玉2枚の合計100円をおかれました。 迷っているかとおもいましたが、日本の貨幣硬貨を認識されており驚きました。
「おもしろ昆虫化石館」 入館券を各自にお渡し後、静観していましたが「アイドント、スピーク、イングリッシュ」と言ったあとに「日本語わかる人いませんか」とたずねると一人だけ日本語少しわかると言っていただきました。その人を中心に化石産地は海上と地図で説明して、その都度他の4人がOKと言っていただいたら次の説明に移りました。哺乳類(恐竜・マンモス)は骨格が有るので化石になり易い。昆虫はキチン質なのに何故化石になるかプロセスマップを見ながら身振り、手振りで説明しました。OKを確認しながらかれこれ40分おもしろ昆虫化石館に滞在されました。(接客に集中して、彼らの写真を撮ることを忘れていました。)
「コーヒータイム」 長く昆虫化石館内で過ごしてから、彼らに「do you drink coffee]と問いかけた所、全員がOKの返事を返してくれました。中央のソファーとテーブルコーナーに案内してコーヒーを提供しました。彼らは前日は城崎に宿泊されており、大学生かと質問すると「NO]でした。インバウンドかと思いましたが日本の企業で働いておられる感じでした。
「折り鶴に挑戦」 館内に、夢ヶ丘中学から委託された折鶴ボックスがあります。八田コミセンに来館のお客様に一人でも多く折り鶴に挑戦頂き、夢中が広島に届ける取り組みです。5人の中で誰かがチャレンジを提案したようです。初めは説明書を見てもうまくいかず、恥ずかしながら私も指導は苦手でおしえてあげることが出来ませんでしたが、ネットを検索して折り方を研究してそう時間もかからない内にとうとう全員が折り鶴を完成させました。(下の写真が彼らが取り組んでいる様子です。)彼ら5人は頭の良い青年です。
「干し芋のお土産」 すっかり意気投合した私は彼らに何かお土産をしようと売り場を見ましたが、彼らが喜んで頂けるような品物がありませんでした。ふと見ると上山エコミュージアムで作られた干し芋が目に付きました。分かり易く説明しないと後で何か有っても困ると思い、ネットでサツマイモの絵を印刷して準備した上で彼らの所に近づいて説明しました。干し芋の商品を手に持って、サツマイモの絵を見せて、これはサツマイモと言いながら次に干し芋の袋を見ながら、「ボイル、アフター、ドライ」と片言の単語で説明したところ、理解できたと英語でしゃべりながら身振りでOKを示してくれました。
「玄関で記念撮影」 帰り際に玄関で彼らに記念撮影をお願いすると快くスマイル写真を残してくれました。最初は戸惑ってどうしようかと尻込みしましたが、話掛けて良かったです。片言の単語でも一生懸命話掛けるとフレンドリーになれます。八田コミセンに来館のお客様一人一人に気持ちよく帰って頂くおもてなしを心掛けています。今後も気持ちよくお迎えしようとおもいます。
5人は、倉敷ナンバーのレンタカーで鳥取方面に向いました。5ナンバーの乗用車に体格の良い5人はとても窮屈に見えましたが、セイフティ、ドライブと声を掛けて見送りました。
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